ONDO!!活動内容

 当会は盆踊りを「みんなで踊るレクリエーション」と捉え、ファミリーで楽しめる雰囲気を大切にしています。

 現代は「子供の頃に盆踊りを踊った」と言う経験のない方も多く、興味はあるけれど、「踊れないから輪の中に入れない」と言う方が多いんですよ。今は学校でもスポーツクラブなどでも、先に振付を覚えてから、曲に合わせて踊ります。そのような方と、盆踊りへの橋渡しをするのが、ONDO!!の役割です。

 

  初めての方が第一歩を踏み出せるように、「はじめから丁寧に盆踊りの振付を覚える」ための、サークルタイムを実施します(参加者には特典資料を進呈)。

  まず、和の歌に慣れていない方のために、「歌詞の朗読や映像を使った導入」から始めます。その後で、振付を順番に丁寧に覚えていき、「踊れるようになってから」実際に曲を流していきます。

 全員が振りを覚えた最後にはビデオ撮影をし、その動画をクラウドでシェアすることで自宅に戻っても適宜振りの確認が可能です。また、サークルタイムで学んだ振りを忘れないために、定期的に複数の曲を扱う「おどり会」「大おどり会」「伴奏付き大おどり会」を開催いたします。さらに夏前には美しい踊りの基礎を学べる「舞踊基礎」や、リベラルアーツ探究科にも参加できます。

 参加者のほとんどが「踊り」を踊ったことのない初心者ですので、初めてでも気兼ねすることなく、お気軽に参加してくださいね。

 あなたの「第一歩」をお待ちしております。

※ 産休中の会員はBOSSを無料で受講できます。

ONDO!!の培う3つの柱

 盆踊りを一般の人にも楽しんで頂くことを目標としておりますが、ONDO!!では東京都特別区の社会教育関係登録団体として、「学術性」「芸術性」「教育性」の3点をしっかりと意識しています。学術性とは歴史的・体系的背景から「盆踊りとは何か」を追究すること、芸術性とは時空を超えた「盆踊りの美しさ」を現出していくこと、そして「学術」「芸術」を多くの方に楽しくわかりやすく伝えていくことが教育性です。これらを全て網羅し、ONDO!!では「体系的に裏付けられた」「美しさを」「わかりやすく楽しく教える」と言う3つの柱を基本にしております。

ONDO!!の培う3つの柱
ONDO!!の培う3つの柱

【参考】社会教育法 第三章 社会教育関係団体

(社会教育関係団体の定義)第一〇条 この法律で「社会教育関係団体」とは、法人であると否とを問わず、公の支配に属しない団体で社会教育に関する事業を行うことを主たる目的とするものをいう。

(文部科学大臣及び教育委員会との関係)第一一条 文部科学大臣及び教育委員会は、社会教育関係団体の求めに応じ、これに対し、専門的技術的指導又は助言を与えることができる。2 文部科学大臣及び教育委員会は、社会教育関係団体の求めに応じ、これに対し、社会教育に関する事業に必要な物資の確保につき援助を行う。

(国及び地方公共団体との関係)第一二条 国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対し、いかなる方法によつても、不当に統制的支配を及ぼし、又はその事業に干渉を加えてはならない。

AI時代の価値大転換

AI時代の到来
AI時代の到来

 これからの新しい時代はAI(人工知能)の発展に伴い、実用的労働を全てAIが担うことにより、現在の仕事の多くが無くなると言われています。日本では幸い、世界で最たる少子高齢社会のお陰で、失業率と少子化率が上手く相補するため、日本の少子高齢化政策は先見の明があったと世界から称賛を受けています。

  かつてお金を稼ぐ労働は奴隷が担い、貴族は自己のライフを充実させるためにお金を遣うと言う時代がありました。その時に様々な芸術芸能文化が花開いたのですが、実はこれからのAI時代にはこれと同じ現象が起こると言われています。すなはち、お金を稼ぐ労働はAIが担い、人間は遊びにお金や時間を投入する時代となるのです。

新しい価値が生まれる時代

人生100年時代
人生100年時代

 しかし、遊びと言ってもAI時代には人工的なものは道具としてしか見なされないため、より人間味溢れる(AIにはできないもの)に価値が見出だされるようになります。今は英語やプログラミングなどの実用に役立つ習い事にお金を費やす人が多いのですが、かつて算盤が電卓の発達により淘汰されたように、ポケトークなどの自動翻訳機が発達すれば実用英語を学ぶ価値は低くなります。

 すると今度は、今まで実用の役に立たず無駄だと思われてきた「遊び」に価値が生まれます。その中でも、人生100年時代と言われる超高齢社会では、高齢になっても続けられる遊び、すなはち盆踊りに大きな価値が見出だされるようになるのです。

ワークアズライフの盆踊り

 実用のための仕事に価値が無くなり、今まで趣味と言われてきた「遊び」に価値が生まれる、価値の大転換により、いわゆる「趣味を仕事にする」のが現実となる時代が到来します。生きるためのお金を稼ぐために仕事をしその余剰で趣味を楽しむ「ワークライフバランス」から、趣味と仕事がイコール関係となる「ワークアズライフ」に大きくシフトするのです。

 我々ONDO!!は過去の失われた盆踊りではなく、未来の価値としての盆踊りに誰よりも早く気付き、どこよりも早く対応を整えています。今は英語スクールが盛んですが、あと10年もすれば「英語よりも踊りをやった方が将来の役に立つ」と言われる時代になります。

さぁ、皆さん、私たちと一緒に時代の先駆者になりましょう!!

 

ご挨拶

 弊会の会長は幼少の折から盆踊りに従事し、その後ルーツや関連芸能を追究し、学術的には日本史学・日本語学を修め、芸術では書道、民踊、歌謡、浪曲、講談、詩吟を学び、教育の分野では大学や各種教育機関において第一人者として指導的活動をして参りました。また、近年は公務員の方への講習指導を担い、区民(都民)の方々にとって住み良い地域社会の実現を模索しております。

 その長年の試行錯誤の集大成として現在の社会教育関係登録団体を運営しております。時には生みの苦しみに心が折れる時もございましたが、その志を支えたのは、学生の折に国民歌手・三波春夫先生より頂戴した数々のお手紙でございました。

三波春夫先生からのお手紙
三波春夫先生からのお手紙

 日本は世界で最も歴史の長い国であり、その根源たる日本文化は、日本人である我々が堂々と世界に誇るべきものであります。

 最近は「他文化を取り入れながら独自の文化に昇華させる」日本文化の特長がよく顕れた様々なタイプの盆踊りが考案されております。しかし、よく分析してみますと、それは2種類のタイプに分類することができます。一つは、和魂洋才であり、日本の文化をベースに現代的なアレンジを加えたもの、もう一つは、洋魂和才で、別の文化をベースに日本文化風のアレンジを加えたものです。かつて日本が発展途上であった時代、遠く海を隔てたまだ見ぬ欧米の文化を日本の人口に膾炙する仕様に改め、国内で爆発的な人気を得ました(代表的なものにマクドナルドがあります)。当時は日本が右肩上がりの状態であり、洋魂和才の楽曲は強い郷愁を引き出だします。しかし、時代は進み、日本は世界を牽引する先進国へと変容し、今や欧米やアジアの国々に模倣される立場となりました。今度は世界が注目する日本文化として、和を軸として、それを他文化に受け入れやすいように工夫を施すことが求められております。そして弊会は、日本文化の未来を鑑みるに今こそこの和魂洋才が大切であると考えます。三波春夫先生は晩年のテレビ番組に出演された際、「若いアーティストにやってほしいことは?」との質問に「日本語で、日本の言葉で歌ってほしい」と仰いました。根源のところが失われてしまったら、それはもはや日本文化ではあり得ないのでしょう。

 戦後、日本文化の潮流の狭間で、その担い手も、名前は日本文化を掲げつつも、日本文化とは何たるかと言う研鑽を忘れ、奇を衒うパフォーマンスをするだけの偽者も跳梁跋扈し、また、人々もそれを見透す千里眼は失われ、残念ながら玉石混淆した事態を生んでおります。弊会は日本の歩んできた道、先人が守ってきた日本文化の魂を遵守し、目先の派手さのみで中身の無い虚構ではなく、噛めば噛むほど味が出る鯣のような藝を追い求めております。そして、来るべき未来に向けて日本文化はどのようにあるべきかをしっかりと見つめ、亀の歩みで日々の稽古に臨んで行きます。

盆踊りの精神を正統に受け継ぎます

 盆踊りは元々、民謡など当時としては「一番流行っている歌で踊る」と言う、時代の最先端の文化でした。しかし、踊り手の高齢化に伴い、盆踊り本来の精神は次第に失われてしまいました。ONDO!!では盆踊り本来の精神を正統に受け継ぎ、「時代を映す曲」を積極的に採り入れています。

 「歌は世に連れ世は歌に連れ」と言う言葉がありますが、ONDO!!の盆踊りは「踊りは世に連れ世は踊りに連れ」となります。「ああ、あの年はこの曲を踊ったなあ」と踊りとともに年を重ねる盆踊りを取り戻し、歌が人々の身近にある如く、盆踊りも人々が当たり前のように日常的に取り組む、そんな世の中を作っていきましょう。

ONDO!!の特長と基本方針

 盆踊りはカラオケ文化に似ています。各盆踊りを巡り、自分の踊りを見せつけようとするのは、カラオケ大会をはしごして上手く歌おうとするのと同じです。しかし、歌の本質はカラオケ大会ではなく「歌うこと」であるように、踊りの本質もまた「踊ること」そのものにあります。ONDO!!では各盆踊りを闇雲に廻る行為は奨励せず、以下の点を大切にしています。

  • 一つ一つの踊りを通して毎日をポジティブに過ごす潤滑油とする。
  • 疲労やストレスをリセットし、明日への意欲を得る。

 つまり弊会は盆踊りの世界において「いわゆる盆踊ラーと呼ばれる集団」の対極に位置します。

 盆踊りは無料で楽しめる娯楽です。しかし、その運営や準備には多大なる労力が費やされています。それを考えず、徒に盆踊りを巡ることは、お金を払わず試食コーナーだけを廻り、毎日の空腹を満たすのと同じではないでしょうか。弊会では、参加をするならば、協賛金を寄付するなり、その運営の継続に資する行動が必要と考えます。近年、お金を払わない部外者が増えすぎたことによって、多くの盆踊り(盆踊りではなく様々な伝統行事)の運営が頓挫し廃止に追い込まれています。盆踊ラ-にとっては、廃止になったら、別の場所に行けば良いのでしょうが、果たしてそれで良いのでしょうか?

 弊会は、ある盆踊り大会で盆踊ラ-が集団で勝手に振る舞い、主催者がとても困惑している状況を目の当たりにし、このままでは盆踊ラ-によって盆踊りが破壊されてしまうと危惧したことがきっかけで設立されました。我が物顔で土地をを踏み荒らす風潮に「待った!」をかけ、昔ながらの盆踊り精神を大切にしていきたいと切に願い活動をしています。

 

 また、会員に関しては、没頭し過ぎて自分の時間が無くなっては本末転倒ですので、皆様のライフを第一に考え、未来への投資時間として、盆踊りを楽しんで頂きたいと思います。盆踊りは一過性のイベントではなく、過去から繰り返され、そして未来永劫、皆様の人生に寄り添います人生100年時代の到来を控え、100年先にもしっかり活動を継続させることを目標とします。何十年先も「細く長く」盆踊りLIFEを両立させて頂けるよう弊会では各人のペースで無理なく参加できる雰囲気・仕組みを大切にしていきます。